今回はECR33のトランクの水漏れを修理したので紹介します。
下の写真はトランク内に水が溜まっている様子です。少し錆びが発生しています。
原因特定
まずは原因を特定します。
トランクサイドの水路に水を流し、どこから水が入ってくるか確認をしました。
右側のテールライトと車体の合わせ目の部分から水が浸入していることがわかりました。
テールと車体の隙間はブチルゴムという自己融着テープのような感じのものでコーキング(?)されています。
今回の場所はちょうど凹んでいる部分で、水が溜まりそうな形状の所からの水漏れでした。
よく見ると砂が浸入しています。
かなり前から水漏れしていた為、応急タイヤのホイールが錆びてしまいました。
シリコンでコーキングするのも考えましたが、後々取り外すときのことを考えてブチルゴムをはり替えることにしました。
内装取り外し
内装を取り外します。私の場合は大まかにしか固定されていなかったため、参考にならないかと思うので割愛します。
エンブレム(?)取り外し
次にスカイラインのエンブレムらしきものを取り外します。
これも10mmのディープソケットもしくは延長したソケットで取り外せます。
左側
右側
外せました。
テールライト取り外し
テールライトを外していきます。
実際は5か所ナットで固定されているっぽいですが私の場合は3か所(丸部分)でした。
10mmのソケットで取り外しました。
ナットを取り外したらテールライトを車体の後ろ方向に引っ張ります。
外せました。かなり汚いです(-_-;)
ブチルゴム外し
テールライトや車体に残ったブチルゴムを除去していきます。
皮膚につくと厄介で石鹸で洗ってもなかなか取れません。
私はラジオペンチを使い、取れたブチルゴムで別のブチルゴムを外す感じ(ブチルゴムを丸めて大きくしていくイメージ)で除去しました。説明が下手くそですみません(-_-;)
残ったところはガムテープ、最後にパーツクリーナとウエスで脱脂します。
きれいになりました。
ブチルクリーナーというものもあるみたいです
ブチルゴム貼り付け
写真を撮り忘れましたが、車体側にブチルゴムを貼り付けました。
どうしても合わさり目がどこかにきてしまうので矢印の部分に合わさり目がくるようにしました。正解はわかりません。
今回使用したパーツは純正品を使いました。
右側3つのパーツはテールライトのねじ部分につけるパッキンです。
パッキン→https://www.monotaro.com/g/01828824/
テールライト取り付け
いい感じにブチルゴムを貼り付けたらヒートガンで温め、パッキンをつけたテールライトを押し込んでナットを締めます。
ここまできたらあとはエンブレム(?)を取り付けて内装を取り付けて終了です。
水漏れがないか再度水を流してみましたが、水が漏れなかったので完了です。
数年トランクの水漏れに悩んでいましたが無事改善されてとてもよかったです。
おまけ
本記事を書いている現在、スカイラインのセルモーターが回らない事件が発生しました。
水漏れ修理が成功し、ウキウキでしたが次の問題が発生してしまいました...