目次
今回は屋根裏に八木式アンテナを設置しましたので紹介します。
屋根裏に八木アンテナを設置した理由
屋根裏に八木式アンテナを設置した理由は4つあります。
1.自分で設置することで節約しつつテレビ受信に関する知識を得る
もともとある程度の工具や機材があるので設置にかかる費用が抑えられる感じでした。
また、自分で設置するのは初めてなのでどのように設置するのかを調べながら試行錯誤しているうちにある程度勉強になります。
テレビが映らなくなったら自分でアンテナの調整や修理ができるので今後の節約にもなると思いました。
機材がなくても業者に依頼するのと機材を揃えてDIYする金額は業者の見積もり次第ですがあまり変わらない可能性もあります。
2.電波の強度がそこそかありそうな地域だから
自宅周辺の八木式アンテナを取り付けている家の設置場所や種類を見ると割と低い位置でデザインアンテナを使用している感じでした。
デザインアンテナは八木式アンテナよりも電波レベルが高くないと使えません。
周辺の家がデザインアンテナを付けているということは電波レベルがそれなりにあると考えました。
3.雨風の影響を受けない
基本的に八木式アンテナは屋外に取り付ける前提で素材や設計されていると思いますが、どうしても劣化します。
実家のアンテナは約20年ほど経過した八木式アンテナですが、先日強風で反射板(リフレクター)と呼ばれる部品が外れて壊れてしまいました。
1度設置したらメンテナンスフリーというわけではなく、風でアンテナの向きが変わってしまうと再度調整する必要があります。
4.屋根に上らなくていい
基本的にアンテナを取り付けるには屋根の上か壁面に固定するかと思います。
屋根の上に設置するには屋根に上る必要があります。
素人が作業するには危険が伴います。
屋根裏であれば室内から梯子を使って少し上るだけなので大したことはありません。
以上が屋根裏に設置した理由になります。
屋根裏設置作業
屋根裏に設置するにあたって室内から屋根裏に入るために脚立を用意します。
屋根裏は暗いのでヘッドライトを使うと作業しやすいです。
今回使用するアンテナになります。
今回は建売新築住宅なので同軸ケーブルは配線済みです。
外壁から屋根裏を通り、風呂場の天井裏に分配機が設置されており、そこから各部屋につながっている模様です。
建設屋さんの想定では屋外にパラボラアンテナと八木式アンテナ、混合器を設置する感じなので屋外から屋根裏、分配器への同軸ケーブルは1本のみとなっています。
パラボラアンテナは屋外設置予定なので屋根裏内にある同軸ケーブルを途中で切断します。
切断した同軸ケーブルに接栓を取り付けます。やり方は調べればわかりやすいものが沢山出てきます。
アンテナレベルチェッカーがあれば八木式アンテナと接続すれば屋根裏に設置してもレベルが足りるかその場で判断できます。
アンテナレベルチェッカーがない場合、切断したケーブルの分配器へつながっている方を八木式アンテナに接続します。
自分の住んでいるエリアの電波塔にある程度向けておきます。
テレビでアンテナレベルのチェック画面を出し読み上げてもらうか、サブスマホを三脚などで固定しビデオ通話でテレビ画面をうつします。
アンテナの向きや高さを変えてどこまでレベルが上がるか確認します。
あまりにも低い場合は諦めて屋外設置をした方が無難です。
私の場合は推奨レベルが43のうち20くらいで限られたチャンネルが時々うつるくらいでした。
ダメもとでブースターを購入しました。
ブースターは混合器の機能もあります。
先に混合器を買ってしまうとレベル不足の時、混合器が無駄になってしまうので注意が必要です。
説明書通りにブースターをセットします。
風呂の天井裏に分配器があるのでそこにブースター用電源を設置、屋根裏にブースターを設置しました。
アンテナ固定器具はたくさん種類があるので合いそうなものを購入しましょう。
私の場合は屋根裏空間が狭く、アンテナが大きかった為、合いそうな金具がありませんでした。
なのでいい感じの木材と鉄板と鉄管を用意し溶接、加工しました。
アンテナレベルを確認すると推奨43のうち50くらいだったので問題なくきれいに全チャンネルうつりました。
アンテナを動かないようしっかり固定し終了です。
BS/CS用パラボラアンテナ取り付け
後日、BS/CS用のパラボラアンテナを取り付けました。
屋外から屋根裏に通されている同軸ケーブルをブースターに接続し、屋外の同軸ケーブルを延長しパラボラアンテナを取り付けました。
パラボラアンテナは衛星からの電波をキャッチするため、屋外かつ遮蔽物のないところに設置する必要があります。
角度や方向がかなりシビアなのでここではアンテナレベルチェッカーが欲しいところです。
実家にあったので借りてきましたがかなり楽でした。
壁面の柱があるところに固定します。
BSがうつるか確認し、無事見れましたので作業完了です。
BSは4K放送があり、テレビを4Kに変えたばかりということもあり映像の綺麗さに感動しました。
詳しくは↓の記事をご覧ください
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