Youtubeで動画を漁っているとエンジンルームを水で洗浄をしている動画を見つけました。
ECR33のエンジンルームはパワステオイルやらタペットカバーパッキンの劣化でにじみ出たエンジンオイルでかなり汚くなっています。
ちょうど年末でタイミング良く動画も見たのでエンジンルームの洗浄に挑戦しました。
エアクリーナーやヒューズボックス、オルタネーターに水がかからないよう養生しました。
油汚れ落としのマジックリンとブラシで擦り洗いをし、園芸用の散水ノズルで洗い流しました。
配線のコネクターは基本防水処理をされているのでエンジンの熱で水気を飛ばせばいいか程度でエンジンを始動しました。
するとアイドリング時の振動がいつも以上に大きく、空ぶかしするともたつく症状が出ました。
各配線コネクター部の水気が悪さしているのだと思い水のかかりそうな部分のコネクターをある程度エアブローしました。
そして再始動するも特に変化がありませんでした。
症状から思いついたのが1.2気筒死んでいる可能性があるなと思いました。
ただ、RB25エンジンでコイルやプラグにアクセスするにはホース類を外し、プラグカバーを外さないといけません。
これがかなり面倒です。
熱で水分が飛んでくれればいいですがそんなに甘くないのが現実なので気合いで分解しました。
分解しエアーをかけるとかなりの水が吹き飛びました。
プラグカバーの端にはパッキンが付いているはずですが劣化で隙間ができ、ガラ空きだったようです。
コイルを外し、プラグを残した状態でプラグホールの水分を飛ばします。
自宅にはコンプレッサーがないので電動エアダスターで時間をかけて吹き飛ばしました。
コイルの内部にも水分があったのでエアーで飛ばしました。
そしてまた気合いで組み付け始動。
無事アイドリングが安定し、変な振動もなく走行も吹け上がり良好でした。
コイルが逝ってなくてよかったです...