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ある日突然、R33スカイラインのエンジンをかけようとキーを回してもセルモーターが全く回りませんでした。
今回は最終的にセルモーターを交換し、無事直りましたので個人的に考えられる原因と交換手順を記録しておきます。
原因究明
バッテリーチェック
セルが回らない原因として一番に考えられるのがバッテリー上がりかと思います。
私の場合、VIPERのセキュリティーと駐車監視付きのドライブレコーダーを装着しているのでバッテリーが弱りやすい状況にあるかと思います。
今回のセルモーターが回らない事件の一昨日にトランクの水漏れ修理をしながらバッテリーを充電していました。
テスターでバッテリーの電圧を測定すると12.5Vとセルが全く回らない電圧ではないと判断しました。念のため予備のバッテリー(電圧は12.7V)を接続しても全く症状は変わりませんでしたのでバッテリーは関係ないと判断しました。
ヒューズチェック
次にヒューズをチェックしました。
バッテリーの横、ボンネットを開けるレバーの上、エンジンルーム内のヒューズを念のためすべてテスターでチェックしましたがすべて通電しました。接触不良の可能性も考え一度外して再度取り付けも行いましたが改善しませんでした。
VIPERのスターターキル配線を元に戻す
スターターキル配線を元に戻しましたが改善しませんでした。
スターター配線の断線チェック
キーシリンダーの裏にある配線、セルに接続されている配線の断線をテスターでチェックしました。
接触不良の可能性もあるので一度コネクターを外して再度差し込みましたが改善しませんでした。
キーを回すと通電したので断線ではないかと思います。
セルに接続されている+電源配線の断線チェック
12mmのナットで固定されている電源配線の断線チェックをしましたが改善しませんでした。
接触不良の可能性もあるので一度ナットを緩めて再度締め直しも行いましたが改善しませんでした。
インヒビタスイッチ(シフトポジションスイッチ)の確認
AT車なのでPレンジかNレンジでないとセルモーターが回らないようになっています。
シフトノブをPから1までを何往復か切り替えたり、Nレンジで試してみましたが改善しませんでした。
エンジンルーム内のインヒビタスイッチリレーチェック
エンジンルーム内にインヒビタスイッチのリレーがあります。インヒビタスイッチのリレーと同じものが隣にあったので交換してみましたが改善しませんでした。
セルモーターをプラスチックハンマーで叩く
最終的に、セルモーターの黒い部分をプラスチックハンマーで叩いてみました。
最初は特に改善しませんでしたが、何度か試してみるとバッテリーが上がった感じの力不足感がありながらもセルが回りました。
セルのリレーが見当たらなかったので素人が考察するにセルにリレーが内蔵されている感じがしました。
セルのリレーの不具合が原因かと考察しています。
というわけでリビルト部品を注文し、交換しましたのででここから手順を紹介します。