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DIY レビュー 修理 日記

JBL Flip4の音が出ない!基板修理

フリマサイトにてJBL Flip4のジャンク品を手に入れました。

今はFlip6が販売されており、今回修理するものはFlip4なので2世代前のものになります。

ジャンク理由としては、片方(右側)から音が出ず、本体を振るとカチカチと音が鳴るといった理由でした。

前の持ち主曰く、コンクリートに落とし、それから振るとカチカチ音が鳴るようになり、音の出力に影響が出たとのことでした。

実際に症状を確認すると、充電、各ボタン、左側のスピーカーは特に問題がありませんでした。

右側のスピーカーからの出力に問題があるようで、ノイズ音が鳴っており、全く音が出ません

分解し、カチカチと音が鳴る原因を探していきます。

分解

詳しい分解方法は下記リンクで詳しく紹介されています。

ここでは簡単に説明します。

まず、表面のメッシュのようなカバーを外します。

爪が片方4か所ずつ計8か所あるのでヘラを差し込んで爪を外していきます。

次に電源ボタンがあるカバーをネジ4本緩めて外します。

スピーカーを両方外します。各スピーカーネジ4本ずつで固定されています。

スピーカーの配線はハンダ付けされているので引っ張りすぎに注意します。

スピーカーを外したら基盤についているバッテリー、各ボタンのケーブル類をすべて外します。

この時、スピーカーについている配線をはんだこてを使い外しておきます。

画像の反対側に基盤とバッテリーを固定しているプラスチックのプレートがネジ2本で固定されているのでそれを外します。

基盤とバッテリーを固定しているプラスチックを外したら基盤を引き抜きます。

基盤を引き抜きました。

原因特定

基盤を確認すると矢印の部分の部品がなかったり、破損しているのがわかりました。

基盤を引き抜くと同時に下の画像の部品が転がり落ちてきました。

この部品は電解コンデンサーと呼ばれる部品のようです。

足が切れて基盤に再装着できないので同じような部品を購入しました。

もう1つの部品は外装が割れており、足が片方折れ、基盤にくっついていませんでした。

部品を交換しようと思いましたが、SMDパワーインダクターと呼ばれる部品ぽいですが確証がなく、全く同じ部品もみつけられなかったので部品を取り外し外装を一部剥がし、内部の導線を直接基盤にハンダ付けし、グルーガンで基盤に固定しました。

バッテリー、スピーカー、電源ボタンを接続し起動確認、動作テストをします。

特に問題なく左右のスピーカーから音が出ました。

正常に動作したので逆手順で組み立てます。

JBL Flip4レビュー

実際にこのスピーカーを使った感想ですが、サイズの割に低音がしっかりと鳴り、音圧や音質がかなりいいかと思います。

同じようなBluetoothスピーカーを使ったことがないので比較できませんが、そこそこ古いモデルとは思えないほどの音なので中古で安く購入し、使ってみる価値はあるかと思います。

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