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DIY バイク

ガソリンタンクの錆を落とし(花咲かG)を使ってみた

2022年6月14日

先日、NSR80のエンジンをかけてみたところ、かかりがいつも以上に悪く、アイドリングも不安定なので原因を突き止めるためにいろいろチェックしました。

ふとガソリンタンクを確認すると、中が錆びており、ガソリンタンク内が濁っている感じでした。

錆びないようにいつもガソリンを満タン入れていたのですが、当分に間放置されていたせいか満タンでも錆びていました。(写真を撮り忘れました...)

そのため花咲かGを使い、クリーニングすることにしました。

工程

ガソリンを抜く

ガソリンタンクを取り外す

ガソリンを抜くと錆の塊(破片)がたくさんありました。

燃料コックにあるフィルターも詰まっているのか、ガソリンの出が悪かったです。

花咲かGの裏に説明が詳しく書いてあります。

燃料コック、キャップ等を取り外す

キャップは黄色い丸で囲まれているボルト3つを外せば取り外すことができます。

タンク内の油分を中性洗剤で落とす

花咲かGを使う前に、中性洗剤でタンク内の油分を落とします。今回は食器洗剤のキュキュットを使いました。

いまいちどこまでやったらよいのかわからなかったので適当なところでやめました。

燃料コック等の穴に栓をする

燃料コックにはゴム片を穴に合うように切断し、自己融着テープで2~3周巻いておきました。

花咲かGを薄め、タンクに入れる

希釈が10倍と20倍で表記されていたので今回は20倍で作りました。

水、または40∼50℃のお湯でポリバケツを使用してうすめるとの記載があります。

タンク内の花咲かG液を抜く

20倍の溶液を1日半満タンにしておきました。中の溶液を取り出した画像を見ていただければわかりますが、色がかなり茶色くなり、底には錆の塊が沈んでいます。

この後、タンク内の錆をめがけて水圧で錆を落としました。

花咲かGを抜いた後のタンク内

花咲かGの残り液でリンスをする

まんべんなく内面を濡らします。

リンスで使った液を抜く

抜いた後は水洗いはせず、タンク内を乾かします。

立てかけてタンク内の液が1か所に集まるようにし、いらない布を突っ込んで吸わせました。自然乾燥のみで行うとかなり時間がかかりそうでした。

取り外した燃料コックやキャップを取り付ける

穴が開いていないか確認をし、車体に取り付ける

錆がひどいと穴があいてしまうことがあるみたいなのでしっかりと確認をします。

穴があいていなければ車体に取り付け、ガソリンを入れて終了です。

おまけ

燃料タンクの錆取りを行うついでに燃料コックを新品に交換しました。

古いほうはだいぶ汚れていました。

冒頭にあった症状(エンジンのかかりが悪く、アイドリングが不安定)はタンクの錆取り、燃料の交換、キャブレターの分解清掃を行い、直りました。よかったです。

頻繁に乗って、ガソリンを消費し、新しいものを追加していればガソリンが腐ったり、タンク内が錆びたりしないかと思いますが放置してしまうとこうなりますのでなるべく乗ってあげたいですね。

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