目次
今回は、スズキのCARRY(DA16T)の点火プラグを交換したので手順を紹介します。
1.荷台のカバーを取り外す
荷台のフロント側に画像のようなカバーがあるので、丸で囲まれている14mmのボルト4本を外し、カバーを取り外します。
2.プラグカバーを取り外す
丸で囲まれている8mmのボルト4本を外し、プラグカバーを取り外します。
3.イグニッションコイルを固定しているボルトを取り外す
イグニッションコイルを固定している10mmのボルトを取り外します。
4.イグニッションコイルを取り外す
ボルトを取り外すことができたらイグニッションコイルを左右に揺らしたりねじりながら引っ張り取り外します。
リア側のイグニッションコイルは、配線が短く、取り外しが難しかったのでカプラーを取り外してからイグニッションコイルを取り外しました。
念のためどこについていたイグニッションコイルかしるしをした方がいいかもしれませんが、配線の長さで判断できたため今回は省きました。
イグニッションコイルについているカプラーはすごくかたく手を痛めそうなのでカプラー外し(カップリングツール)を使用しました。
カプラーの取り外しにいつも苦労するのでこの工具はすごく重宝しています。
5.点火プラグ取り外し
キャリーの点火プラグは14mmのディープソケットでないと外せません。
プラグ専用のソケットがなかったため、普通のディープソケットを使用しました。
エクステンションバーを2つ組み合わせて取り外しました。
普通のディープソケットを使用したので、プラグを完全に緩めて取り外そうと工具を抜いてもプラグがくっついてきてくれません。
手を入れても狭く、プラグを抜き取ることができませんでした。
そこで、マグネット式ピックアップツールを使用し取り外しました。
新旧の比較ですが、まあまあ減っている感じでしょうか?
6.点火プラグ取り付け
いよいよ点火プラグの取り付けです。
プラグホールに新しい点火プラグを入れ、14mmのディープソケットで取り付けます。
プラグカバーに記載されている通り、点火プラグの締め付けトルクは12±2N・mです。
トルクレンチを用いて取り付けを行いましょう。でないと壊れてしまう可能性があります。
7.逆手順で組み付ける
プラグを取り付けたらあとは逆手順で組み付ければ終了です。
およそ1時間くらいでできたかと思います。
おまけ(使用工具)
このプラグソケットを使えばピックアップツールは必要ないかと思います。