今回は料理をするときにタブレットを目線の高さに固定でき、頑丈で高さ調整ができるタブレットアームを作成しました。
ネットショッピングで探してもピンキリで、安いものだとすぐに壊れそうで頑丈そうなものは価格が高い感じでした。まあ当然ですが...
安くて頑丈なものは作るしかないと思い自作することにしました。
使用したもの
1.Ulanziのタブレットホルダー
タブレットを挟むものを自作する方法が思い浮かばなかったのでこちらは完成品を購入しました。
価格はセールで1036円でした。
自作するには雲台に取り付けられるようなタブレットホルダーを探していました。
底の部分と背面部分に1/4のネジ穴が付いているのでこちらを選びました。
2.クランプとステー
こちらはカーマで購入しました。
クランプは溶接で使うような物、ステーは棚を作るためのL字のものと平らなものを購入しました。
実際にはクランプとL字のステー1本と平らなステーで作ることができましたが車に取り付けるホルダーも作る予定なので多めに材料を購入しました。
3.ボルト、ナット、ワッシャー、クッションなど
タブレットホルダーをステーに固定するため、1/4の六角ボルトを購入しました。
タブレットホルダーの穴はカメラ用のネジが付くようになっているのでM6のボルトでは取り付けできません。
インチネジという特殊なネジが必要です。カーマで探すと在庫があり、1本63円と安かったのでそちらを使用しました。
作成
製作中の写真は急いでいたためありません...
簡単に説明すると、
- L字ステーを任意の長さに切断
- 切断したL字ステーをクランプに溶接
- クランプの締め付け部分に平らなステーを溶接
- さび止め塗装
- タブレットホルダーを六角ボルトで固定
といった感じで作りました。
クランプの締め付け部分にステーを付けたのは、台所上の棚に固定するにあたり、固定面積が小さすぎると板が凹み傷が付くのを防止するのと安定感を上げるためです。
金属で板を挟み込むと傷が付く可能性があるので余っていたゴムクッションを挟みました。
がっちりしたクランプを使っているので安定感が高く、びくともしません。
ここに雲台とカメラを取り付ければ料理動画を撮ることも可能かと思います。
ステーを使えばタブレットの角度も調整可能になるので使い勝手に合わせて改善していこうと思います。
反省
今回、クランプとL字ステーを溶接するとき、クランプのネジ部分にマイナスを接続し溶接した影響でネジ山は一部溶け、ネジ穴部分も見えませんが部分的に溶けてしまい、ネジの回りが悪くなってしまいました。
クランプを溶接するときはネジ部にはマイナスを取り付けないようにするということが勉強になりました。