目次
R33スカイラインのブレーキパッドの残りが少なくなってきたので交換しましたので、手順を紹介します。
※あくまで素人のDIYなので、近くの整備工場でやってもらうのが非常におすすめです
手順
1.ジャッキアップをし、タイヤを外す
2.ブレーキパッドを取り外す
フロント
キャリパーの奥側にある針金のようなボルト抜け止めをキャリパースライドピンから抜きます。
これを抜くことで、キャリパースライドピンが抜けるようになります。
針金のようなものを取り外したら、キャリパースライドピンを抜きます。
フロント側はマイナスドライバーで回しながら抜くと抜きやすいです。
抜くとブレーキパッドを押さえているバネが勢い良く飛ぶことがあるので、事前にどのようについていたのかを写真に撮っておくといいです。
ブレーキパッドを取り外しやすくするためにハンドルを切っておくとやりやすいです
ブレーキパッドにはシムが3枚取り付けられています。順番を忘れないようにここも写真撮影しておくといいです。
リア
リアもフロントと同様、キャリパーの奥側にある針金のようなボルト抜け止めをキャリパースライドピンから抜きます。
針金のようなボルト抜け止めを外したら、キャリパースライドピンを抜きます。
リア側はプラスドライバーで回しながら抜くと抜きやすいです。
これもフロントと同様、抜くとブレーキパッドを押さえているバネが勢い良く飛ぶことがあるので、事前にどのようについていたのかを写真に撮っておくといいです。
リアのブレーキパッドはシムが2枚ついていました。
3.シム、バネ、キャリパースライドピンを清掃する
シム、バネ、キャリパースライドピンをパーツクリーナー、ウエスで清掃します。
ダストや、古いグリスがかなり付着しているので念入りに清掃しましょう
4.新しいブレーキパッドにシムを取り付けグリスを塗る
新しいブレーキパッドにシムを取り付け、なき止めグリスを塗ります。
シムの取り付けには順番があるので、取り付けられていた順番通りに取り付けましょう。
5.ブレーキキャリパーのピストンを押し戻す
新しいブレーキパッドに交換する場合、厚みが増えるので、ブレーキパッドキャリパーのピストンが邪魔でブレーキパッドが取り付けられないのでディスクブレーキピストンツールという工具を使用し、ピストンを押し戻します。
専用工具なのであまり購入したくない方はウォーターポンププライヤーで押し込むこともできます。が、片方を押し戻すと片方は飛び出てくるらしいので2つあったほうがいいかもしれません。
6.新しいブレーキパッドを取り付ける
きちんとブレーキキャリパーピストンが押し込めていないとブレーキパッドが奥まで入らないので、入らない場合はもう一度ピストンを押し戻しましょう。
7.バネ、キャリパースライドピンを取り付ける
元々取り付けられていたように取り付けましょう。
8.キャリパースライドピン抜け防止の針金を取り付ける
9.タイヤを取り付けジャッキダウンする
以上でブレーキパッドの交換は終了です!
ブレーキパッド交換後に行うこと
ブレーキパッド交換後はアタリ付け(慣らし)を行うことをお勧めします。
いろいろな記事を参考に自分は慣らしをしましたが、一般道で大体200~300㎞ほど急制動、急ハンドルをしないよういつも通りの安全運転をしました。本当に効果があるのか検証はしていませんが、安全運転をすればなじむように作られていると思うので、ブレーキの効きを確認する感じで大丈夫かと思います。
使用した商品、工具一覧
今回使用したブレーキパッドはこちら↓
使用した工具一覧↓