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修理 日記

ディスク読み込みエラーのジャンクPS4(Slim)修理

2023年4月26日

先日、HARDOFFのジャンクコーナーにてディスク読み込み不可のジャンクPS4を入手しました。

今回修理したPS4はPS4Slim(CUH-2000)になります。

症状としてはディスク挿入→カタカタ音(ディスクの回転音無し)→認識できないディスクと表示され読み込み不可
といった感じです。

縦置きにしても逆さにしても一切読み込みませんでした。

軽く分解してレンズを清掃してもダメでした。

現状でもダウンロード版のソフトであれば全然遊べますがパッケージ版のソフトが遊べないのは気に入らないので直します。

まずは分解していきます。

分解手順に関しては下記サイトを参考に分解しました。

封印シールはドライヤーで温めながら剥がすときれいに剥がせます。

封印シールの下には特殊ねじが使用されています。
精密ドライバーのマイナスを使用して私は対処しましたが、ねじの頭がなめてしまう可能性があるので専用工具を使用することをお勧めします。

PS4Slimは面倒なことに、マザーボードを外さないとディスク読み込み部分を取り外すことができませんでした。

マザーボードを取り外すにもねじの数がたくさんあり、種類も複数あるので1本1本マスキングテープで場所がわかるように固定しながら外しました。

すべてを分解したらまず、フラットケーブルの断線確認、接続部分の清掃等をします。

部品の故障でなく、接続不良が原因であればほぼ0円で直せるのでやらない理由がありません。

テスターやアルコール、接点復活剤や歯ブラシがあるといいです。

今回の場合、フラットケーブルの断線や接続不良ではなかったため、部品交換をすることにしました。

ディスク読み込み装置ごと交換したほうが楽ですが、価格が5000円近くしたり、品質の心配があるので今回はAliexpressで故障している部品単体を注文しました。

型番はKEM-496AAAです。別の型番のものは大きさが異なるので取り付けできません。

※下記の画像をクリックするとAliexpressの商品ページが開きます。

少々高いですがディスクドライブAssyの商品リンクはこちら↓

原因として考えられるのがディスクを回転させるためのモーターが故障しているのかなと思いました。
モーターのみを交換するのは私の技術では難しそうだったのでこちらの部品を交換することにしました。

読み取り部の部品はAliexpressで購入しましたが、元々ついていたものと変わりありませんでした。

フラットケーブル、ゴム部品を元々ついていた部品から付け替えて組上げるだけなので簡単です。

あとは元通りに組み上げていけば完成です。

実際に動作確認をするとディスクが回転する音が聞こえ、無事読み込んでくれました。

部品も約2000円と大分抑えることができました。

Slimバージョンは分解がかなり面倒なので普通のPS4のほうが修理するには簡単かもしれませんね。

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