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DIY

R33スカイラインのエアコンが効かない問題

2024年5月21日

R33スカイラインの冷房が効く時と効かない時があり、雨天時に窓が曇ったのでデフロスターを使いましたが曇りが全く取れず危険だったので重い腰を上げて原因を追求することにしました。

素人的な考えでとりあえずコンプレッサーが原因かなと予想していました。

リビルト品でも約5万円と高価でなかなか手が出ないのでまずヒューズボックスにあるリレーを新品にしてみました。

しかし症状は変わらず…

次にエアコンの診断機能を使ってみました。

step1

キーOFF→ON(エンジンスタート)後、すぐにOFFスイッチを長押し(5秒以上)で自己診断モードにはいります。
セグメントチェック表示になれば成功です。

step2

▲温度アップ(ホット)ボタンで次のステップへ、▼温度ダウン(コールド)ボタンで前のステップに戻ります。

画像の表示はステップ2(各センサーのチェック)
チェックに数秒かかります。

異常が無ければ”20”の表示、異常箇所は1の位が各センサーを表します。
21 外気温度センサー
22 内気温度センサー
25 日射センサー
26 エアミックスPBR

日射センサーの異常が見られました。

日射センサーについて調べると暑いのに冷房が止まるとの情報がありましたので冷房が効かない原因はこのセンサーかと思いました。
部品番号 27721-15U00

早速注文しました。

ブログ執筆時はAmazonが最安で2468円でした。

※日陰や日当たりが悪いとセンサーの異常が出るので日当たりのいい場所でチェックするかエラー表示のまま走行し、20にならなければセンサー不良が濃厚かと思います。

step3

各モードドアアクチュエーター、インテークドアアクチュエーターのチェック。

同じく異常が無ければチェック後に”30”と表示され、1の位が各異常箇所を表します。
31 ベント
32 B/L
33 フット
34 D/F
35 デフロスター
36 外気
38 20%外気
39 内気

ここは30表示で異常なしでした。

step4

各出力機器(コンプレッサー、ブロアファンモーター、各アクチュエーター)のチェック。

41表示後、デフロスタースイッチを押すごとに41〜46まで切り替わり、各アクチュエーターやコンプレッサーの動作チェックが出来ます(作動状態は目視、音、風量で確認)

41でチェックすると冷風がでたのでおそらくガスやコンプレッサーは良さそうです。

step5

各センサーの検出温度のチェック

”5”の表示後、デフロスタースイッチを押すごとに外気温→内気温→”5”の表示となります。

step6

ステップ5の状態からファンスイッチ(風量)を押すと、”61”と表示され設定温度と制御温度の差の設定が出来ます。

温度調整ボタン▼▲で+3度〜-3度まで。

ちなみにバッテリーを外すと設定が元に戻ります。

終了

自己診断モードを解除するには、キーOFFまたはエアコンのAUTOを押します。

取り外したセンサーを観察

取り外したセンサーを分解してみました。

センサー部分が黄色っぽく変色しているのが見受けられました。

このパーツが入手できればもっと安く修理できたかもしれません。

最終的にはコンプレッサーの作動はしっかりするようになりました。

しかし、日差しが強い日はエンジン始動後10分ほど冷風が出ません。

ダッシュボードが冷えないと冷風が出ないのか原因は不明のままです...

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